よくあるご質問

FAQ

リハビリテーションについて

リハビリテーションって何?

リハビリテーションとは本来は社会的権利・資格・名誉の回復を意味しますが、日本では身体機能の回復を目的に行うことがその意味に該当する風潮でした。
しかしながら、近年、身体機能回復運動のみに止まらず、精神的・職業的な復帰のための援助も含んだ総合的な治療的運動・練習や援助のことを指すようになりました。

理学療法って何?

理学療法(Physical Therapy : PT)とは、何らかの疾病や傷害(スポーツ含む)によって生じた機能障害に対し、運動療法および物理療法(水・光線・電気を用いた療法)を行い、身体機能の改善を図ることを目的に行う療法です。
基本的動作(寝返り・起き上がり・座位保持・立ち上がり・立位保持・歩行)の再獲得や動作能力の向上を目指して運動・練習を行います。

作業療法って何?

作業療法(Occupational Therapy : OT)とは、身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な活動の獲得を図るため、諸機能回復・維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療・指導・援助を行います。
また、それを通して運動・精神機能、日常生活動作(食事・排泄・更衣・整容・入浴)能力、社会生活適応能力などの維持・改善を目指します。

言語聴覚療法って何?

言語聴覚療法(Speech Therapy : ST)とは、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に、必要に応じて練習・指導・助言・その他の援助を行い、自分らしい生活を構築できるよう支援していくものです。
また、摂食(食べ物を口に入れること、あるいは口に入れて噛み込むこと)・嚥下(食べ物や飲み物を飲み込むこと)の問題にも専門的に対応します。

放射線について

放射線被曝が心配なんだけど・・・

通常病院では人体に影響すると言われている放射線量よりもはるかに少ない量で検査をいたします。
また診療放射線技師が患者様それぞれの体格などに応じて最良な画像が得られる範囲内で放射線量を調整しており、できる限り患者様の放射線被曝の低減に努めていますのでご安心ください。

連日レントゲン写真を撮っても大丈夫?

放射線を受けた部位によって身体への影響が出てくる放射線量(しきい線量)が定められています。
このしきい線量よりもはるかに少ない線量で検査を行いますので連日検査により被曝しても影響が出てくることはありませんのでご安心ください。

妊娠しているのに検査しても大丈夫?

通常のX線検査で胎児が受ける放射線量は疫学的調査で定められている量よりもはるかに少ない放射線量ですのでご安心ください。
ご心配の場合、診察時に妊娠していること、X線検査を希望するかされないか等を医師に相談ください。そのうえでX線検査を行う場合は担当の診療放射線技師が腹部にX線防護エプロンを装着するなどの被曝低減対策を行った検査をいたします。

MRIは人体に影響はないの?

MRIは放射線は使用せず磁気の力によって人体からの情報を画像化します。ですので放射線被曝はありません。
また胎児にも影響はないとされており安全な検査とされています。

検査にかかる時間はどれくらい?

一般的な胸部、腹部、骨などのレントゲン撮影は枚数にもよりますが1分~5分程度、CT検査は部位または単純撮影、造影剤というお薬を使った検査かにもよりますが概ね5分~15分程度、MRI検査は部位にもよりますが概ね20分~60分程度かかります。

CT検査やMRI検査ができな人とは?

CT検査ができない患者様は
・数分間の静止ができない状態の方
・造影剤というお薬を使った検査の場合はヨードアレルギーをお持ちの方
MRI検査ができない患者様は
・数十分間の静止ができない方
・心臓ペースメーカを埋め込まれている方
・金属製の心臓人工弁を使用されている方
・人工内耳、人工耳小骨をご使用されている方 など
詳しくは当院、医師、診療放射線技師、看護師におたずねください。

PRP療法について

PRP療法による痛みの改善効果はどのくらい続きますか?

欧米の臨床試験では3回の治療で1年間程度痛みの改善が持続されたことが報告されています。

PRP療法は安全ですか?

PRP療法は炎症に関連する成分を少なく調節しているため、炎症反応は比較的穏やかです。

効果はいつから現れますか?

個人差がありますが、多くの患者さ様は注射後1週間~2週間程度で効果を実感されます。

治療後は普段通り過ごしてよいですか?

治療後も日常的な活動が可能です。
ただし、治療後24時間は治療した関節を使った活発な活動は控えていただくことが推奨されています。

治療に年齢制限はありますか?

基本的にはありません。
身体への負担が少ない治療なので、若年者~高齢者まで年齢に関わりなく治療を受けることができます。
ただし、重症の患者様の場合は手術が適している場合がありますので、主治医とよく相談することが大切です。

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