トップページ >>PRP療法について
PRP療法(自己多血小板血漿注入療法)は、患者様ご自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療です。
血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、患者様の身体の傷んだ部分に注射することにより、その部分の組織の修復が促進され、"早期治癒"や"疼痛の軽減"効果をもたらします治療法となります。
このPRP療法は、"自分で自分を治す力(自己治癒力)"をサポートする治療法として、ヨーロッパやアメリカではよく行われている治療法です。
治療は3つのステップで行われ、採血から治療提供までわずか15分程度(主治医の判断による)でおこなわれます。
少量(15ml)の採血で治療を受けることができる負担の少ない治療です。
STEP1.
患者様の少量採血(15ml)します
STEP3.
PRPを患部に注射します
スポーツをする方は、"少しでも早い復帰"を望みます。そうした要望に応えるため、当院では靭帯損傷、肉離れ、腱炎などに対してPRP療法を行っています。
また、これまでいろいろな治療を試してきたがなかなか良くならない"難治性"の外傷、障害の治療としてPRP療法を希望しご来院する方も多くいます。
変形性関節症では、変形の進行に伴い、軟骨がすり減ったり、半月板が傷んだり、炎症が起きてひざに水がたまったりします。
PRP療法では、こうした組織の修復を促したり、関節の炎症を抑制したりする効果が期待できます。
PRP療法は、保険適用外(自費診療)です。そのため、費用は全額自費負担となります。
部位 | 費用 |
筋腱 | 1回 33,000円(税込) |
欧米の臨床試験では3回の治療で1年間程度痛みの改善が持続されたことが報告されています。
PRP療法は炎症に関連する成分を少なく調節しているため、炎症反応は比較的穏やかです。
個人差がありますが、多くの患者さ様は注射後1週間~2週間程度で効果を実感されます。
治療後も日常的な活動が可能です。
ただし、治療後24時間は治療した関節を使った活発な活動は控えていただくことが推奨されています。
基本的にはありません
身体への負担が少ない治療なので、若年者~高齢者まで年齢に関わりなく治療を受けることができます。
ただし、重症の患者様の場合は手術が適している場合がありますので、主治医とよく相談することが大切です。