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院長あいさつ

複数の世代によって構成されていた日本の家庭はもはや過去のものになりつつありますが、医療現場にはせめて義理・人情と浪花節を失いたくないと思いっています。「もしこの患者様が私の身内や友人であったらどうするか?」多分、慰め・導き・親身で謙虚な姿勢で治療やケアに当たることでしょう。受診を希望される患者様は決して断らず、まず診させていただきます。私たちはこの理念を診療の根本にしています。

16世紀のフランスの外科医で「近代外科・整形外科の祖」と讃えられるアンブローズ・ペレは謙虚な名言をいくつか残してくれています。その中でもっとも好きな言葉は「時に癒し、しばしば和らげ、常に慰める(To cure sometimes,To relief often, To comfort always)」ということばです。
そして、癒しとは心の豊かさを意味します。私たち医療者は豊かな心の持ち主でありたいものです。患者様はただ病気に罹患しているだけではありません、我々が手を差し伸べてくれることを欲する病人です。

一寿会 西尾病院に奉職する我々は常にこの気持ちを忘れずに医療に取り組んでいきます。この筑豊の北に位置する直方の地で、約80年間にわたって地域医療に貢献してきた当院は、西尾一三、西尾俊一郎、西尾禎一院長と西尾昭彦副院長ら先輩の努力によって主として外科・整形外科の診療と救急医療を推進してきた稀有の民間病院です。そして同志である全ての職員は当院の財産であり、医療は職員の質にかかっています。

これからも、地域に根ざした更に質の高い医療を提供できるよう、職員一同謙虚な気持ちを忘れることなく、全病院を挙げて患者様中心の医療の実現を目指していきます。医師をはじめ職員は、すべからく品格を備えた人間でありたいものです。

院長 長家 尚